こんにちは☺︎受付の加藤です。
お子さんの歯並びが正常なのか、矯正するならいつのタイミングがいいのか、というような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。今回はお子さんの歯並びが悪くなる原因、小児矯正とはどんなものかについてご紹介します。
小児矯正では、乳歯と永久歯が生え変わる「混合歯列期」に行う”一期治療”と、永久歯に生え変わってから行う”二期治療”の2つがあります。一期治療では、顎の成長する力を利用して、歯が並ぶのに必要なスペースを確保します。つまり顎を拡大する治療を行います。二期治療ではすでに生えている歯を一つずつ移動させていきます。二期治療は成人矯正と同じ手法で治療を行います。
歯並びは”遺伝する”というイメージがある方も多い方思いますが、遺伝が歯並びに持つ影響力は2〜5%と言われており、生まれつきの要因よりも生まれてからの要因の方がずっと大きいとされています。つまり、「どんな環境で育ったか」「どんな食生活をしていたか」「どんな癖をもっていたか」という要因によって、その人の歯並びは変わってくるのです。また現代人は昔に比べると柔らかい食べ物を食べる傾向にあり、1回の食事で噛む量が大幅に減ってしまっています。噛む回数が少ないと顎の周りや、唇、舌の筋力は弱くなってしまいます。これにより、顎が正しい方向に成長できなくなってしまいます。
矯正治療を始めるベストなタイミングは患者様それぞれで異なってきますが、歯が生え変わったタイミングで行えるのがベストです。顎の成長を利用して、さまざまな負担を軽減した矯正治療ができるからです。
今回は小児矯正と始めるタイミングについて説明させていただきました。小児矯正は成人矯正に比べると、比較的短期間で治療が終わります。とはいえ、長い期間お子さんにさまざまなストレスを与えてしまいます。初診相談に来ていただいた時に、どういった装置をつかって治療していくかなど実際に見ていただき、お話しさせていただくのでぜひ一度お子さんと一緒に初診相談にお越しください☺︎初診のご予約は電話またはWEBから承っております。