こんにちは。所沢市の歯医者、やまぐち矯正歯科 歯科衛生士の山本です。
今回はカスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)が完成してからどのように使用していくかをご紹介致します。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)は患者様によってマウスピースの数が異なります。枚数はだいたい30枚~多い方で80枚程度です。そのマウスピースがこのように1度で出来上がりこちらに届きます。
マウスピースを7~10日ごとに患者様自身で交換して使用していただきます。当院には約1か月に1回ご来院いただきお口の中や歯の動きを確認いたします。
着脱が可能で目立たないなどメリットはたくさんありますが患者様ご自身で管理が必要になる装置です。
使用時間が短かったり、マウスピースがしっかりはまっていない状態で使用したりしていると歯がシミュレーション通りに動かず途中でマウスピースが合わなくなってしまいます。合わなくなってしまうと再度口腔内をスキャンしてマウスピースを作り直す必要があります。
そうならないために上手にカスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)を使うポイントをご紹介致します。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)の使用時間は1日に20~22時間と決まっているため、お食事の時と歯磨きの時以外は常につけていただきます。
アライナーチューイーとは弾力のあるロール状のスティックです。
マウスピースを装着するたびにアライナーチューイーを5分以上まんべんなく噛んでいただくことでマウスピースがしっかりはまります。
指で押してはめるだけですとガタガタが強い部分などはフィットが甘く歯がマウスピースの動きについてこなくなってしまいます。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)は1度のスキャンで全てのマウスピースが届くため途中で虫歯の治療をおこなって歯のかたちが変わってしまうとそれ以降のマウスピースがはまらなくなってしまうことがあります。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)は着脱が可能ですので、矯正治療が始まる前と同じように歯を磨くことが出来ます。また、デンタルフロスを使用することも可能ですので歯ブラシだけでなく補助的清掃用具も使い、虫歯にならないようにしましょう。
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)は自己管理を怠ってしまうと治療期間が延びる原因になりますが正しく使用できていれば
・着脱が出来る
・目立ちにくい
・痛みが少ない
といったメリットが最大に活きてくる装置です!
カスタムメイド型マウスピース矯正装置(インビザライン)や、口腔内スキャンについては前のコラムに書いてありますのでぜひご覧ください。矯正治療のご相談、初診のご予約はお電話またはHPの”ネット予約をする“からお願いいたします。
皆さんのご来院お待ちしております。