こんにちは。やまぐち矯正歯科、歯科衛生士の山城です。
今回は歯ぎしりについてお話します。
歯ぎしりはストレスが原因と言われています。ですが歯ぎしりの原因はひとつではありません。他にどのような原因が考えられるのか、また歯ぎしりの解消法を紹介します。
歯ぎしりはストレスが原因で発生します。
環境に変化が起こるとき、比較的多くの人が歯ぎしりを経験します。
このように誰にでも起こる可能性があるもので、ちょっとした変化や心への負担がきっかけとなって起こります。
歯ぎしりは歯並びが良い人でも発生しますが、噛み合わせが悪いとそれが歯ぎしりの原因になることがあります。噛み合わせが悪いと歯の摩擦が大きくなり、それが原因で寝ている間に歯ぎしりが発生することがあります。
食いしばりの癖がある人は就寝中も筋肉が緊張しがちになり、歯ぎしりが発生しやすくなります。もし、日頃から重い物を運ぶ仕事をしている人はそれが原因で食いしばり
を発生させて歯ぎしりへと発展させている可能性があります。
実際、歯ぎしりの原因は確実なものがありません。考えられる原因がストレスと噛み合わせです。この2つにつながる要因があれば、それが間接的な原因となるのです。
ストレスがある場合は、ストレス解消を積極的に行うといいです。リフレッシュする時間を作ったり、お休みを取るなど出来ることでかまいません。
環境が変化した際には少し注意して過ごしましょう。
歯ぎしりをしてしまう場合は、マウスピースを使って歯がダメージを受けないように防護することが出来ます。歯医者さんで自分にあったマウスピースを作ってもらってください。
噛み合わせが悪いと、ある一部のはだけに負担がかかってしまいます。
そのため、歯列矯正で歯並びや噛み合わせを整えて、歯ぎしりしにくい噛み合わせへと矯正する方法もあります。
歯ぎしりをするとかなり強い力が歯や顎にかかります。歯ぎしりで歯の表面が削れると、エナメル質が剥がれて、象牙質がむきだしの状態になります。これが原因で歯が痛くなったりしみやすくなります。
上記で説明したように相当の強い力がかかります。この強い力に詰め物や被せものが耐えきれないと取れてしまったり破損してしまいます。
歯ぎしりが習慣化していると顎関節症になることがあります。顎関節が痛かったり、口の開閉に違和感があればそれらの症状は歯ぎしりが原因かもしれません。
歯ぎしりが長期間続いている場合は、虫歯などで歯がもろくなっていると、歯ぎしりの強い力で歯がすり減るだけでなく割れてしまうこともあります。
歯ぎしりは奥歯を噛みしめるように力が入ります。
顎にも負担がかかりってしまいます。それが原因で筋肉が発達し、それが影響して顔が大きくなってしまう可能性があります。
歯ぎしりについて少しでも分かって頂けましたか?
噛み合わせが気になる方、歯並びでお困りの方はぜひ一度ご相談にお越しください!
スタッフ一同お待ちしております。