こんにちは☺︎受付の加藤です。
今回は【指しゃぶりの影響】についてお話ししたいと思います。眠くなった時やお口がさみしい時に、つい指しゃぶりをしてしまうお子さんが多いかと思います。指しゃぶりは歯並びにどんな影響があるのか、癖になってしまったときにやめさせるにはどうすればいいのかなどをお話しします。
指しゃぶりをしているときのお子さんは、お口から指を引き抜こうとしても、なかなか抜けにくいほど強い力で指を吸っているのです。こんなふうに長時間、長期間にわたって強く指を吸い続けていると、歯やあご、顔のかたちに大きな影響が出てしまうことがあります。
お子さんが指しゃぶりをしている時のお口の中は下の画像のようになっています。
画像を見ていただくとわかるように、指をくわえる力によって上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方へと押さえつけられます。そうすると出っ歯さんや、奥歯で噛んだ時に前歯が噛み合わない開咬といった歯並びになってしまうのです。
指しゃぶりは胎児の頃から始まっているといい、5歳頃にはしなくなる子がほとんどと言われています。4歳を過ぎても回数が減らず、習慣化してしまっているようでしたら一度病院で診てもらうのがいいでしょう。指しゃぶりが現れるのは、最初に言ったように眠くなったときやお口が寂しい時にでます。なのでやめさせるには、以下の方法が効果的です。
指しゃぶりから意識をそらすことができると言われています。安心させてあげることにより、寂しさからくる指しゃぶりも減ってくるでしょう。
遊びに夢中になったり他のことに興味を向けさせると効果的です。
その他にも指しゃぶり防止用の様々な育児グッズが販売されています。
今回は【指しゃぶりの影響】についてお話ししました。
赤ちゃんの頃の指しゃぶりは生理的なものなので心配はいりませんが、大きくなってもやめられない場合には説明したように指しゃぶりをしないよう気を逸らしてあげたり、防止グッズを使ってみてください。