こんにちは☺︎受付の加藤です。
今回は【矯正後の後戻り】と【保定期間に使用するリテーナー】についてお話しします。
矯正治療によって綺麗になった歯並びが、元に戻ってしまう現象を後戻りといいます。どの装置を使っても後戻りをしてしまう可能性はあり、矯正治療が終了して間もない時期には、歯周辺の組織がまだ不安定なため、元に戻りやすい時期でもあります。
原因はいくつか考えられます。まず、矯正終了後のリテーナーを正しく使用しなかった場合、親知らずが生えてきてしまった場合、自己判断で使用をやめた場合などが考えられます。
矯正治療が終了すると装置を外しますが、そのままの状態にしておくと先程も説明したように、元の歯並びに戻ってしまいます。
リテーナーの使用期間は矯正治療でかかった期間と同じくらいと言われています。矯正期間が患者さまによって異なるように、矯正治療後の保定期間も患者さまぞれぞれですが、大体2年間〜となっております。患者さまによっては、保定期間が終わった後も、夜間だけ使用する方がいますが上記の期間を守っていただければ問題ありません。
リテーナーを使い始めた頃は1日20時間以上は装着していただきたいので、飲食時や歯磨きをするとき以外は基本的に装着したままになります。そこから少しずつ使用時間を減らしていき、最終的には夜寝る時だけ使用していただきます。
今回は【矯正後の後戻り】についてと【保定期間に使用するリテーナー】についてお話ししました。後戻りを防ぐには保定期間に使用するリテーナーを正しい方法で使用することが大切です。せっかく装置が外れたのにまた違う装置を使うのかと思ってしまう方もいるかと思いますが、この先もきれいな歯並びを保つために頑張って使用しましょう!