こんにちは☺︎受付の加藤です。
今回は【矯正装置が外れてしまったときの対処法】についてお話しします。
ブラケットの装置で矯正をされている方は、ワイヤーとブラケットで歯を動かしていくので、特に矯正を始めたばかりの頃は矯正装置が外れやすい傾向にあります。いきなり外れてしまうと慌ててしまうかもしれませんが、焦らず落ち着いて対処しましょう。
矯正装置が外れてしまう原因は、食事中や歯磨きのときなどの強い力がかかったときです。おせんべいなどの固い食べ物やキャラメルなど、歯にくっつきやすいものはあまり食べないようにしましょう。お肉なども前歯で噛み切ったり無理やり噛んだりすると外れてしまう可能性があるので細かく切って食べるようにしてください。また、矯正装置が付いたばかりの頃は違和感が強く、舌や指で触ってしまうことがあると思いますが、これも装置が外れてしまう原因になります。
矯正装置が外れてしまったときは、自己判断はせずにまず通院している歯科医院へ連絡するようにしてください。状況によっては、すぐに付け直しをしたほうがいい場合があり、外れたまま放置をしておくと⻭が勝⼿な⽅向へ動いたり、元に戻ったりしてしまいます。連絡をするときはどこの部分が外れてしまったのかを言っていただくとスムーズです。
ワイヤーが外れてしまった時は、緊急性がないものがほとんどですが、こういった場合も歯科医院への連絡は必ずするようにしましょう。矯正治療を始めたばかりの頃は、細いワイヤーを使っているため、外れやすくなっています。ワイヤーが外れてしまうと、奥のほっぺたや歯茎に刺さることがあり痛みがでる場合があります。そういった場合は応急措置として、ワイヤーをワックスで覆うようにして⼝内に当たらないようにします。
ブラケットの横にねじって止めてあるワイヤーが外れてしまった場合は、頬や粘膜などに傷がついて痛みが出る場合があるのでワックスで覆うか、もし出来るようであれば爪楊枝や割り箸などを使って、リガチャーワイヤーをブラケットの内側に押し込みましょう。
今回は【矯正装置が外れてしまった時の対処法】についてお話ししました。今回紹介した対処法は応急措置になりますので、装置が外れてしまったときは、自己判断せずに必ず通院している歯科医院へ連絡するようにしてください。何日か後に予約が入っているからといって連絡をせずに放置しておくのも、後戻りや、誤った方向へ歯が動いてしまう原因になりますので、必ず歯科医院へ連絡するようにましょう!