こんにちは!歯科衛生士の川田です。本日は『染色液の使い方』についてお話ししようと思います。
歯垢染色液とは、一般的には赤色の液体で、歯の表面についたプラーク(細菌の塊)を染めるものです。
なぜ染色液を使って汚れを染め出すのか?
むし歯・歯肉炎・歯周炎の原因であるプラークを効果的に除去するために赤色や青色などに染めて見やすくしどこに汚れがついているか正確に理解し、歯磨きをするためです。
染色液はフロキシン・ローズベンガルなどの食用色素が使われています。又、お口の中で使うものの為、刺激が強いもの・有害なものは使用されていません。
染色液には錠剤タイプと液体タイプがあります。
今回は当院でも使用している液体タイプの物の使い方を説明していこうと思います。
1.唇のまわりに色がつきにくくするためにワセリンやリップクリームを塗ります
2.舌を少し上に挙げ、舌下に5~6滴ほどたらします
3.舌を使い全体になじませます
4.全体にいきわたったら優しく1.2回程うがいをし、余分な染色液を洗い流します
5.鏡を見ながら汚れがどこについているか確認し歯磨きをします
*服につかないように気を付けて下さい
*口回りが汚れたからといって強く擦らないようにして下さい
半日程度で色は落ちてきます
*お出かけ前には行わない方が良いです。1度染めたら1~2時間ほど色がお口の中に残ります
歯磨き前に行うのも良いですし、普段通りの歯磨き後に行うのでも良いです。
歯磨き後に行うと磨き残しの部分がわかるようになります。
夜寝る前や時間のある時に使ってみましょう。
今回は『染色液』についてお話ししました。染色液を見たことがある、何となくならわかるという方は多いのではないでしょうか。矯正治療を始めると歯磨きが重要になってきます。当院では歯ブラシをお渡しする際はご一緒にお渡ししています。お家にある方、気になってみた方はぜひ使ってみてください!
また、矯正について気になることがあれば、ぜひ当院の初診にいらしてください!
初診のご予約はWEBまたはお電話にて承っております😊